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#真田丸 11話 きりの役目と主人公に帰る話と諸々

きりちゃんの役割は娯楽には欠かせない「バカキャラ」である。バカは想定外のことをするから話が面白くなる。ただバカなのではなく、戦国時代に現代人感覚でモノを言った結果、他の登場人物からバカにしか見えないという役回りである。そこはひねりがある。普段から身分をわきまえない態度を取るから、信幸が「出ていけ」と言っても出ていかない。あれは泣いてるきりに信幸が無神経に話しかけたからイラッとして反抗したのもあるでしょう。

11話にきりは欠かせないんですよ。
囲碁シーンはいつ室賀が仕掛けてくるのかと言う緊張感がありましたが、そこにきりが信幸の近くに来たことで「巻き込まれてしまうのでは」「うまく追い出せないか」と別の緊張感(予測)が加わり話が複雑になる。AとBどちらが勝つかという対立の話をしているときに第三勢力が来る構図ですね。
そして彼女は予想通り斬られそうになるが(予測)、内記が室賀に斬りかかって助ける(予想外の展開)こど面白さを提供します。
きりがいなくても、下女が騒ぎに気づいたとか、他のキャラがたまたま通りかかって気付いても信繁は呼べるでしょう。見せるだけではダメなのです。
きりは信繁に昌幸や出浦の意図を伝えて「そのために祝言を」と言わせないといけない。だからその場に巻き込まれて、襷掛けの父や、信幸の「見られては困るのだ」という言葉からすべてを理解し、信繁に伝える必要があります。

真田丸の脚本がすごいなと思うのは、室賀にスポットを当てながらも、ストーリーが信繁にきちんと帰ってくるところです。
信繁は暗殺計画のあたりから蚊帳の外です。視点は信幸中心になり、彼の心労や室賀の心の揺れを描く。
信繁はすべてを知るが、怒るどころか父の意図が見抜けなかったことばかり考えている。「あなたたちそれでいいの」とそれに気付かせるのがきりの役割であり、「そんな自分が好きになれません」と最後は信繁の物語になる。

余談になるがこのシーンによって「梅はよい人質になります」という言葉がブラックジョークではなく本気だったことが分かる。

薫殿をうまく祝言の場から追放したのもうまい。
薫がそこに「いない」のは重要である。いると話がややこしくなるからだ。そもそも梅の結婚を快く思っていないのだから「嫁・姑問題」に話を割かないといけなくなってしまう。室賀を殺すというメインの緊張感とは釣り合いが取れないし、話がとっちらかる。息子の祝言を悪用する夫への心情も描かねばならなくだろう。
そして昌幸は薫殿にはあまり汚い所を見せたくないのではという指摘がある。昌幸と薫殿は今でもデレるほど仲がよいわけだし。
脚本と役者が良いのか、本当に長く連れ添った夫婦にしか見えないし、艶っぽさまでうかがえる。私が大河を見始めたのは「江」の後半からだが、ここまで生々しく演じられた夫婦も記憶にない。
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過労→希死念慮→自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)→当事者会を立ち上げる前に辞める→旦那の献身的な対応で私生活は問題なし。

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